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 特発性正常圧水頭症の診療に取り組んでいます。 ■

- 歩行障害、 認知症、 尿失禁 -

こんな症状があったらご紹介下さい。
特発性正常圧水頭症の診療を行なっています。

「イラスト出典:www.inph.jp」超高齢社会を目前に控えた日本におきましては、認知症患者の増加や介護の負担も社会的な課題となっています。
当院では、認知障害や歩行障害をていする疾患はであり外科的治療で改善を見込める特発性正常圧水頭症( Idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus 以下、iNPH)の診療にも注力しております。

iNPHの治療は、患者様ご自身のuseful lifeの観点からも、またご家族の介護を軽減するためにも、今後ますます重要になると考えられます。
iNPHの診断は、その特徴的なMRI所見に加え、髄液排除による症状改善の有無を詳細に検討し、適応症例には基本的に脳室-腹腔短絡術を行い、当院でも良好な成果をあげております。

患者様の中には歩行障害・認知障害・尿失禁といった症状の特徴から、初診ではかかりつけ医や整形外科、リハビリテーション科などを受診されることも多いと思われますが、iNPHが疑われる片がいらっしゃいましたら是非当科にご紹介いただきたくお願い申し上げます。
ともに、ガイドラインに基づいた診断をしており、適応があれば当科にて手術をいたしますのでよろしくお願い申し上げます。

脳神経外科部長 宮崎 寛

概要と背景

2012年現在462万人の認知症の患者さんがいます(厚労省研究班2013)。軽度認知症(MCI)の患者さんも約400万人と推計されています。iNPHの疑いのある人もこれまでに考えられていたよりも多いことが分かってきました。


 

3つの主な症状

歩行障害・認知症・尿失禁の3つが主症状とされ、三徴候と呼ばれています。その他にも声が小さくなったり、表情が乏しくなることもあります。 

         

iNPHの原因

iNPH(特発性正常圧水頭症)の原因は明確に分かっていません。しかしながら、大きな分類の水頭症の病態が分かるとiNPHの理解につながるでしょう。


 

正常圧水頭症の治療は?

髄液シャントン術髄液シャトル術は、上図のショントバルブを含むカテーテルを皮下に留置し、過剰に溜まった脳脊髄液を他の体腔に流すことによって、障害されていた脳を戻す手術です。術後の24時間は患者さんを十分な観察下におきます。術後に脳室、クモ膜下腔の大きさの変化を診るために、CTスキャンあるいはMRIを行います。症状の改善を確認し患者さんは1週間から10日程度の入院を必要とします。

「イラスト出典:www.inph.jp」

診察は当院脳神経外科へ

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