脳血管内治療とは?
脳の病気に対してカテーテルを用いて"切らずに治療"する事ができます。近年、カテーテル治療が増えており、当院での治療件数も増加傾向にあります。手術に比べて歴史の浅い治療法ですが、新しい治療器具や新しいテクニックが年々登場しており、進歩がめざましい分野です。
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入院・検査・治療の流れ
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入院の準備
カテーテル検査の場合は前日、カテーテル治療の場合は前々日の午後に入院して頂きます。
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検査、治療開始
検査着へ着替え、点滴をとって検査室へ向かいます。カテーテル検査は、局所麻酔、カテーテル治療は全身麻酔となります。手首、上腕または鼠径部の血管よりカテーテルを挿入し、検査、治療を行ないます。
※当院では、カテーテル検査の約8割は橈骨動脈穿刺で検査を行っております。 -
検査、治療終了
カテーテルを抜き、穿刺部を押さえて止血します。穿刺した部位によって検査後の安静の時間は異なります。安静時間は医師または看護師からお伝えします。
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結果説明
安静解除後に検査または治療の結果を説明させて頂きます。カテーテル検査の場合は検査翌日、カテーテル治療の場合は、治療の合併症等なければ術後3~4日目に退院となります。
診療体制
脳神経血管内治療指導医1名、血管内専門医1名が常勤しており、SCU(ストロークケアユニット)を完備しております。そのため急性期脳梗塞に対する血栓回収療法に対応可能です。2019年5月から脳卒中センターを設立し、脳卒中診療を行っております。
医師紹介
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脳神経外科部長 新田 勇介 NITTA YUSUKE
出身大学 杏林大学医学部卒(平成13年卒)専門領域 脳血管障害
頭部外傷認定医・専門医等 日本脳神経外科学会認定専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本脳卒中学会認定専門医
日本リハビリテーション学会認定臨床医
日本医師会認定産業医
医学博士 -
脳卒中センター長 栗原 伴佳 KURIBARA TOMOYOSHI
出身大学 富山大学(平成23年)専門領域 脳血管内治療認定医・専門医等 日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中の外科学会技術認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本定位・機能神経外科学会技術認定医
医学博士
医療設備
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マルチスライスCT装置