看護部長挨拶

所沢中央病院は、年間4000台の救急車を受け入れる地域に根差した急性期病院です。看護は重症や軽症を問わず、患者様が救急と決めたその時に手を差し伸べることが出来る体制や、救急手術やがんの治療に向き合うための支援を大切にしています。
看護師はその患者様のいちばん近くにいて、患者さまの心の声にも気づけるような寄り添う看護を大切にしたいと思います。看護という仕事をとおして、専門職として人間として成長し、患者様にこの病院にきて良かったと思って頂ける環境を提供できるよう、日々努力しています。
患者様のそばで心に残る輝く看護を、急激な医療進歩、医療制度の改革、日々変化する医療環境の中で、柔軟な対応の下にしていきたいと思います。

看護部長 乙津 町子




看護部概要

看護職員数220人
施設・看護基準急性期一般入院科1
7対1以上 入院基本科
勤務体制二交代制(9:00~17:00 / 16:30~9:30)
手術室のみ待機制
外来夜間2名体制
看護方式固定チームナーシング

感染対策チームの紹介

感染対策チーム(Infection Control Team:ICT)は、病院内における感染症の発生動向を把握し適切な対策を講じること、感染症の予防や感染対策の教育、適切な検査、抗菌薬治療のための支援などを担うチームです。メンバーは医師、看護師、薬剤師、検査技師で構成され、環境ラウンド、感染症患者様のカンファレンスなどを週1回行っています。
病院感染を限りなくゼロに近づけ患者様、ご家族、職員にとって安全な環境を提供することを目指して活動しています。

栄養サポートチームの紹介

「栄養管理は治療の基盤である」と言われるように、栄養状態が悪ければどんな治療も効果を発揮しないと言われています。栄養状態が改善され疾患の回復が促進されるように、1人ひとりに見合った栄養管理を考える必要があります。当院では令和2年10月に患者様の栄養状態をサポートするチーム(Nutrition Support Team)略してNSTを発足しました。NSTは主に低栄養の患者様を対象にして、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士が集まって週1回チームラウンドを行い、患者様の病態や栄養状態を確認しながら必要な栄養量や栄養補給方法を提案しています。

呼吸サポートチームの紹介

院内の呼吸ケアを受けている患者様に対して安全・安心にケアを提供できるように医師、看護師、セラピスト、臨床工学技士のメンバーで活動しています。主な活動のひとつとして週に1回人工呼吸器を使用している患者様をラウンドし、状態把握や呼吸器の設定、リハビリの実施状況、病棟のケアで困っていることはないかなど、メンバーそれぞれの専門知識や技術を活用して呼吸ケアの質の向上を目指しています。