第3回 所沢中央病院 ICLSコースを開催しました
2026年8月23日、当院にて第3回ICLS(Immediate Cardiac Life Support)コースを開催いたしました。
ICLSは、突然の心停止という極めて切迫した状況において、医療者がどのように初期対応を行い、チームとして蘇生医療を実践するかを体系的に学ぶ研修です。当院ではICLSコースの継続的な開催を通じて、単なる蘇生技術の習得にとどまらず、「急変に強い病院であり続けるための姿勢そのものを文化として根付かせる」ことを目指しています。
第1回は当院職員を中心に、第2回では同法人の所沢リハビリテーション病院からもスタッフに参加いただき、院内から法人内へと学びの輪を広げてきました。そして今回の第3回では、さらにその輪を地域へと広げる新たな取り組みとして、埼玉西部消防局の救急救命士2名にインストラクターとしてご参加いただきました。
日頃、病院前救護の最前線で活動する救急救命士と、院内で救急医療を担う医療スタッフが、同じICLSコースの中でともに指導し、学び合うことは大変意義深いものです。救急医療は、救急隊による救護から病院到着後の診療まで、一つの連続した流れの中にあります。今回のコースは、ICLSという共通の学びの場を通じて、消防と医療機関が互いの考え方や役割への理解を深め、地域における救急医療の連携をさらに強化する貴重な機会となりました。
第1回の「院内」から、第2回の「法人内」、そして今回の「地域」へ。ICLSを通じた学びと連携の輪は着実に広がっています。今後も地域の救急隊や医療機関との顔の見える関係を大切にしながら、病院という枠を越えて、所沢地域全体の救急対応力の向上に貢献いたします。
当院はこれからも、「学び続ける救急病院」として、地域医療の質と安全性の向上に努めてまいります。
救急科 部長 ICLSコースディレクター
恩田 貴人



