部門紹介

当院では上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡を用いて、消化管(食道・胃・十二指 腸・大腸)検査、診断及び内視鏡的治療を行っています。上部消化管内 視鏡検査では、口からの内視鏡だけでなく、鼻から入れる内視鏡も取り入れております。

  検査内容 件数(2019年度)
検査項目 上部消化管検査(食道・胃・十二指腸) 1,669
下部消化管検査(大腸) 1,057
治療項目 内視鏡的止血術
EMR〔内視鏡的ポリープ切除術(胃ポリープ・大腸ポリープ・早期大腸がん)
311
胃瘻造設術 37

上記内容のほか、異物除去、消化管狭窄に対するバルーン拡張術、ステント挿入術等も行っております。
異常の自覚があったり、健康診断で精密検査を勧められた方は、当院内科・消化器科に受診・ご相談下さい。

内視鏡検査を受ける患者様へ

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

検査前日

大腸内を空っぽにして検査を行います。大腸内に食べ物の残渣(便)が残っていると検査の妨げとなります。残渣により検査が受けられなくなったり、正確な診断が得られない事があります。

食事 検査食「ダルムスペースリッチⅢ」をお召し上がり下さい。
検査前日の朝食、昼食、間食、夕食がセットされています。
水分 普段より多めに飲んで下さい。(水・お茶・ウーロン茶・麦茶・スポーツドリンク)
下剤 就寝前に服用していただきます。(3錠)

検査当日

食事 食事をすることはできません。
水分 のどの渇きがあれば飲んでも構いません。(砂糖水・砂糖入り紅茶のいずれか)
下剤 2リットルの水溶液と錠剤1錠をお飲みいただきます。

予約時間の30分前までにご来院下さい。
受付に予約票と診察券を出して内視鏡室の前でお待ち下さい。

検査を行います。個人差がありますが、大腸の屈曲や長さ、癒着の有無などにより全大腸を観察出来ない事もあります。そのような場合には、検査後に医師よりご説明致します。
検査の状況によっては、腸の組織やポリープを採ることがあります。その場合は、担当医師、看護師の指示に従って下さい。また、ポリープ切除術後の生活指導の御注意を参照して下さい。

  • ※常用薬がある方は、必ずお申し出下さい。
  • ※検査前に腸の動きを止める薬を注射する場合があります。その為目の前がチカチカするなどの症状が出ることがありますので、検査当日は車、自転車の運転は避けて下さい。
  • ※検査終了後、お腹が張ったり、痛みのある方は、身体の右側を下にして横になったり、腹ばいになりますと、腸に貯まった空気が出やすくなります。
  • ※ポリープ切除をされた方は、検査結果によって会計が変わることがあります。後日、医師による検査結果説明後、差額分を頂く場合もございますのでご了承ください。
  • ※予約後、ご都合により検査が受けられない場合は、お早めにお電話にてご連絡下さい。
 

外来担当表